2025年2月6日販売開始
TN-cyclon™ ELISA 開発キット
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TN-cyclon™技術を用いた極微量タンパク質解析が、お客様にご用意いただく抗体・抗原の組み合わせで実施可能となります
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特殊な装置は不要で、通常の吸光プレートリーダーがあれば測定可能です
容量:96ウェルプレート 1枚分
希望小売価格:¥200,000(税抜)(オープンキャンペーン価格:¥180,000(税抜)、期間限定)
※For Research Use Only (研究用試薬)
TN-cyclon™は、従来から普遍的に実施されているサンドイッチELISA法と酵素サイクリング法を組み合わせたシグナル増幅法であります。
捕捉抗体、検出抗体を用いて抗原をサンドイッチ方式で挟み込みます。検出抗体を標識しているアルカリホスファターゼ(ALP)に当社独自のALP基質であるA3Pを作用させます。A3Pはリン酸基を持つため、ALP の働きによりA3P からリン酸基が外れてA3 に変化します。次に、そのA3によってサイクリング反応が起こります。この反応では、水酸化ステロイド脱水素酵素(3α-HSD)が中心となり、補酵素であるThio-NADの還元とNADHの酸化を伴って、A3の脱水素反応(酸化反応)とその反応産物の還元反応の「サイクリング」が起きます。サイクリング反応が進行するにつれてThio-NADHが蓄積していきます。このThio-NADHの吸光極大波長(405 nm)の変化を測定することで、もとの抗原濃度が測定できます。この増幅方法によって、従来の一般的なELISA法の感度では検出限界以下であったような極微量の抗原量の測定が可能となったのです。
BioPhenoMAは、このTN-cyclon™技術に関する独占的知財(IP)を国内外で保有しており、極微量タンパク質検出技術として検査、診断の領域で新たな手法を提案致します。今回、発売開始しましたTN-cyclon™ ELISA 開発キットは、お客様が独自に所有されていらっしゃるマッチドペア抗体・抗原を用いて、当キットによって、微量検出ができるアッセイをご提供します。
但し、抗体・抗原の組み合わせ、抗体の反応性、エピトープの関係などにより必ずしも高感度測定を保証できる訳ではありません。
また、本製品はRUO、研究用試薬でありますので臨床用途には使用しないでください。
試薬類
・捕捉抗体希釈液、洗浄液、標準抗原希釈液、ブロッキング溶液、検出抗体希釈液、
酵素サイクリング試薬調製液(2種類)
・酵素サイクリング試薬(4種類)
付属品
・96ウェルプレート(1プレート)
・プレートシール(5枚)
・操作マニュアル
保存条件:冷蔵(2 - 8℃)、冷凍(-30 - -20℃)
本製品はBioPhenoMAからの直接販売を基本としておりますが、販売会社様経由でのご注文も承ります。
(販売手数料は別途お客様のご負担になります。)
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